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- 2024.11.12 レポート
日本金融通信社(ニッキン)主催「FIT 2024」のソフトバンクブースにリードインクスが出展しました
2024年10月17日(木)・18日(金)に東京国際フォーラムで開催された日本金融通信社(ニッキン)主催の「FIT2024(金融国際情報技術展)」において、 当社の親会社であるソフトバンク株式会社(以下、「ソフトバンク」)の協賛にあたり、リードインクス株式会社(以下、「リードインクス」)が出展しました。
FITはこれまで、のべ31万人以上の金融機関、金融機関関係者が来場し、出展社との商談、情報交換の場として活用され、金融実務と実践に即した展示会です。
今回、ソフトバンクのブースでは、生成AIをはじめとする金融業界向けの計10ソリューションが展示されました。
リードインクスはソフトバンクの法人部隊におけるデジタルトランスフォーメーション本部から設立された子会社のため、親会社であるソフトバンクのブースにおいて出展しました。
今回は普段、金融機関さまを主に担当している深津と広川に話を聞いてみました。
― なぜ今回、FIT展にブース出展されたのですか?
深津:2024年8月にサービスリリースされた、りそなホールディングスさまとの取り組みをはじめ、当社サービスをより多くの方に知っていただき、デジタル保険の活用により、自社チャネルのエンゲージメントを高めるなど、あらゆる共創の可能性を広げられればという思いから、今回の出展に至りました。
(プレスリリース)
りそなホールディングスにおける非対面チャネルでのデジタル保険の販売について
広川:金融業界の方々にデジタル上でさまざまな保険会社の商品を保険代理店向けに提供できるSaaS型の保険販売システムの存在を知っていただければと考えていました。
金融業界特有の法令や制約もあるなかで、弊害防止措置なども含め、当社とのデジタルにおける共創を実現させ、今までの保険のあり方や概念を変えて、社会や人々に貢献していければと思っています。
実際に、興味・関心を高く、話を聞いていただくことができ、私どもも金融業界の課題などを改めてお伺いでき、大変勉強になりました。
― 当日はどのような出展をされたのですか?
深津:各社が抱える、顧客接点のデジタル化において「非対面チャネルでのデジタル保険販売」をテーマに、りそなホールディングスさまの「りそなグループアプリ」への導入事例(デジタル保険システム「Fusion(フュージョン)」の導入)や活用イメージなどをご紹介しました。
また、当日はりそなグループアプリをお見せしながら、申し込み画面でお客さまの情報が即時に反映されることや、弊害防止措置についてデジタル上で解消していることなどをご紹介しました。金融機関さまにおけるデジタル保険の具体的なイメージを持っていただけたかと思います。
― 金融業界のお客さまが抱えられている課題についてはいかがでしょうか?
広川:金融業界の中でも特に各銀行さまにおいては「店舗への来店誘導」「若年層、現役世代との接点強化」「自社アプリのアクティブ率の向上」などの課題を実際にお伺いすることができました。今挙げた課題に対しては、当社の保険販売システム「Fusion」の導入である程度、解決できると考えています。「Fusion」ではお客さま目線でニーズのある保険商品を、各保険会社と個別にシステムを連携することなく提供することができるようになります。加えて、保険の契約データを蓄積し、お客さまのニーズに沿った金融/非金融サービスの提供やエンゲージメント強化のためのデータ利活用が可能となります。
デジタル保険はまだまだ発展途上で多角的に応用が可能だと考えていますので、些細な課題でもご相談いただければと思います。
―今後の展望をお聞かせください
深津:銀行業界では、既存で保険マーケットを持っている企業さまも多く、住宅ローンや窓口への来店など、ビジネス規模としても一定数あるとは理解しています。一方で、そこに対する労力や人手がかなり掛かっているのも現実です。また、若年層を筆頭に窓口に行かないなど、銀行業界を含めた多くの企業で共通の課題認識を持たれています。私どもが、その接点の部分なのか加入の部分なのか、具体的に貢献することで、企業と保険において、もっとユーザーに寄り添ったビジネス、あるいは収益化や省力化に繋げていけるかなと思っており、そのような取り組みをぜひ一緒に進めさせていただきたいと考えています。
広川:金融業界の企業さまや銀行さまを含め、他の事業会社さまも、保険を自分たちのチャネルで売りたい、売れるというトレンドがあると私たちは思っており、そこを私どもが開拓をしていきたいと考えています。一人ひとりが保険をもっと身近に感じられ、全力で人生にトライできる社会の実現に向けて、保険会社さまや事業会社さまとテクノロジーを活用した「新たなつながり」によって、今までにない保険体験を創れたらと考えています。
― ありがとうございました
今後もリードインクスは、保険をもっと身近に感じられるよう、お客さまと交流ができる機会を積極的に作っていきたいと思います。
2日間の出展で、多くの企業さまにお越しいただきまして、誠にありがとうございました。 多くの企業さまの出展がある中、時間の都合などで、当社ブースにお越しいただけなかった企業さまも、ぜひお気軽にお問い合わせください。